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戦闘の流れとWILL(ウィル)システムについて |
まず、戦闘のステータスの読み方などを説明します。
↓以下は、敵、味方、どちらも行動ゲージを溜めている途中で、ターンが回ってきていない状態です。
まず、各キャラクターのステータスから説明します。
キャラクターのステータス欄の上から順に、
――――――――――――――――――――――――
キャラの名前(例:エシュター)
行動ゲージ(これが満タンになると行動できる)
LIFE(ライフ) ライフの現在値/ライフの最大値(敵の場合、ゲージのみ)
S・P(スタミナポイント) スタミナゲージ
WILL(ウィル) WILLの残りポイント
――――――――――――――――――――――――
となっています。それぞれの意味は、以下の通り。
・LIFEが0になると敵に倒された事になり、行動不能(全員やられると全滅)になります。
・S・Pはスキルの発動に必要で、足りない場合はスキルが発動できません。時間ごとに自然回復します。
(もっとも、スタミナの消費が少ない技が多い為、普段はあまり気にする必要はありません)
・WILLは主に攻撃・防御時に使用し、攻撃・防御の効果を高めるためのポイントです。
自分のターンが回ってきた時に、一定ポイント回復します。
戦闘が始まると、敵、味方の行動ゲージが溜まっていき、満タンになった順に行動ができます。
以下より、味方の行動ターンにやるべき事、敵の行動ターンにやるべき事を説明していきます。
@味方の行動ターン
味方キャラのゲージが満タンになってターンが回ってくると、
↑のように、キャラクターの使えるスキルの一覧が表示されます。
ここでは、攻撃スキルの「斬り・殴り」を使ってみましょう。
(ちなみに、エシュターのS・Pのゲージの先っちょが赤くなっていますが、これは使用スタミナ量を表しています。
「斬り・殴り」の使用スタミナ量は、非常に微々たるものなのです)
↓ 「斬り・殴り」を選んで決定キーを押すと…
「斬り・殴り」を選択して決定キーを押すと、↑のように、
攻撃先に「D、Hit、Will」などと書かれたウィンドウが出てきます。
それぞれの意味を説明すると、
D → 与えるダメージ
Hit → 命中率
Will → 攻撃に使用するWILLのポイント数
を表しています。ここで左右キーを入力すると、攻撃に使用するWILLの増減ができます。
使用WILLが0ポイントの状態。
↓ 右キーを押してWILLを追加すると…
これがWILLが最大(4ポイント)まで追加された状態。
ダメージ量や命中率のゲージが増えているのがわかると思います。
この状態で攻撃(決定キーを押す)すると、さきほどの、
WILLが0ポイントの時よりも命中しやすく、ダメージが大きくなるわけです。
↓ 決定キーを押すと…・
見事命中!攻撃先であるアルバートに、38ポイントのダメージを与えました。
[補足説明]
※多くの場合、WILLの使用量0でまともに攻撃が命中する事はまれです。
WILLは毎ターン回復するので、ガシガシ使っていく方が戦闘に勝利しやすくなります。
※攻撃系のスキルには、それぞれ最大使用可能WILLが決まっています。
「斬り・殴り」の場合は4ポイントですが、例えば「突き」だと最大7ポイントまで使用する事ができます。
(WILLを多く費やせるスキルは、たいてい大きな攻撃力、および大きな効果を持っています)
A敵の行動ターン
次は敵の行動ターンです。
敵の行動ターンになると、↑のように攻撃ウィンドウが味方を指して表示されます。
この状態は、「アルバートに攻撃されかかっている」状態を表しています。
ちなみにここでは、「D、Hit、Will」はそれぞれ
D → 受けるダメージ
Hit → 命中率(攻撃を喰らう確率)
Will → 防御に使用するWILLのポイント数
を表しています。また、攻撃ウィンドウの下の「Parry」というのは防御方法を表します。
ついでに説明すると、防御方法には二種類あって、
Parry(パリィ) → 攻撃を回避するのを重視した防御方法
(敵の命中率が下がる、喰らった時のダメージは変わらず)
Guard(ガード) → 攻撃のダメージを減らす事を重視した防御方法
(喰らった時のダメージそのものを減らす、命中率はあまり下がらない)
となっています。後で、ガードの方も試してみることにします。
防御方法はParry(パリィ)で、使用WILLが0ポイントの状態。Hitゲージはかなり多いです。
このままだと攻撃を受ける確率は大きいでしょう。
↓ 右(→)キーでWILLを追加して…
WILLを3ポイント追加した状態。Hitのゲージがさきほどより減少しているのがわかると思います。
D(ダメージ)のゲージは変化無しです。
※ちなみに、WILLの消費量は、WILLを使っているキャラのステータス欄に、赤く表示されています。
(ここでは、エシュターのWILLが3ポイント分赤くなっています)
↓ 右(→)キーでさらにWILLを追加して…
WILLを6ポイント追加した状態。Hitのゲージがかなり減少し、
敵の攻撃を受ける確率がだいぶ減っています。実際、ここまで下がるとほとんど敵の攻撃を回避できます。
もっとWILLを追加して敵の命中率を低下させる事も可能ですが、今回はこの辺で。
また、防御時には上下(↑↓)キーで防御方法を変更することができます。
ちょっとやってみましょう。
↓ 上(↑)キーで防御方法を変更すると…(下キーでも可)
これで、防御方法がGuard(ガード)になりました。
D(ダメージ)のゲージの変化をわかりやすくするため、WILLを全開まで使用しています。
Hit(喰らう確率)はParryの0ポイントの時よりも大きくなってしまっていますが、
D(ダメージ)はほぼ無いに等しい状態になっています。
これが、「ダメージそのものを減らす」ガードの効果です。
この状態で決定キーを押すと、敵の攻撃が発動します。
このゲームでは、「ダメージの受け方」もプレイヤーの皆さんの手にゆだねられています。
パリィを多用してノーダメージで決めるも良し、ガードを多用して傷つきながらも慎重に闘うも良し、です。
[補足説明]
※攻撃と違い、防御にはいくらでもWILLを使用することができます。
が、あまり防御に使いすぎると攻撃に回すWILLが少なくなり、
敵に与えるダメージが減ったり、攻撃が当たりづらくなったりします。配分をよく考えましょう。
以上で、戦闘の主な説明は終わりです。
攻撃、防御の両方にWILLをどう配分するかのコツを掴むのが、戦闘に勝利するための第一歩です。
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