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1月の日記

1月3日(月)

少し状況が悪くなっただけで心の平安を失っている自分がいる。
そしてそんな中で自分と他人を比べて、きっと自分の方がいいはずだと
安心しようとする自分がいる。
この広い世界を考えに入れる事を忘れ、
目に見える部分だけで全てを決めてしまおうとしてしまう。
余裕がなくなると、広い世界が見えなくなる。
心が狭くなると、感じられる世界はとても狭いものになる。

この言葉は気休めにしかならないかもしれないけれど、
『自分よりもっと大変な人はたくさんいる』、それはそうだ。
地球上には、日々命を失いかねない場所でギリギリ生きている人だっているのだから。
その言葉は少しだけ、広い視野でものを見る事を思い出させてくれる。
けれど、実際に自分で体験したことじゃないと辛さを比べることなんてできないから、本当に気休めだけれど。



自分のペースを知り、心と身体にできるだけ負担をかけずに最大効率でものごとをこなすこと。
義務と課題の量が増えると難しくなってくるけれど、でもやれるようになりたい。
そしてまた、環境が悪くなっても湖面のように落ち着いた心でいられるようになりたい。


辛い事に当たらないと、「もっとこうなりたい」という『目標』はできない。
しばらく目標らしい目標を見失っていたから、目標ができたのはとても嬉しいと感じる。
普段から自分の中に『弱さ』らしい『弱さ』を感じなくても、押しつぶされそうなほどに
重いものを抱えた時は心にヒビが入るから、弱い場所が分かる。
弱いところが分かったら、少しずつ強くなればいい。

臆病な自分にとっては、どんな事ももう少し気軽に考えられるようになりたい。
ほどほどに気を抜いていれば、良い仕事はできるのだから。


明日の自分が、今日の自分より強くありますように。
願わくば、嵐の中でも穏やかな心を保てますように。