過去の日記 2000年 01/02/03/04/05/06/07/08/09/10/11/12
         2001年 01/02/03/04/05/06/07/08/09/10/11/12
        2002年 01/02/03/04/05/06/07/08/09/10/11/12
       2003年 01/02/03/04/05/06/07/08/09/10/11/12
      2004年 01/02/03/04/05/06/07/08/09/10/11/12
     2005年 01/02/03/04/05/06/07/08/09/10/11/12
   2006年 01/02/03/04/05/06/07/08/09/10/11/12
 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年

8月の日記

8月10日(日)どうにもならない事

自信は、時に「己の無知から来ていた」ものだと、思い知らされる。

自分がどんなに甘い世界にいたか、それを思い知らされると、
偉そうに何かを言おうなんて、思わなくなる。
何かを言える資格すらないと思ってしまう。

どう頑張っても、どうにもならない事が世の中には溢れている。
その中でどうにもならないのが分かりつつも生きてる人は、
たくさんいる。自分もきっと、世間が分かればその中の一人だと思う。

そういう人達(や自分)に何か言えるだろうか、と思っても、
結局は何を言っても悲しませるだけだと感じる事がある。
自分ですら、己の放った言葉に、何も「重み」や「意味」を感じられない事が増えた。
結局は今まで「何も知らなかった」だけじゃないか、
だからこそ、「色々と偉そうな事が言えた」んじゃないかと、
過去を振り返るたびに、思う。

未来に希望も何もないと思ってる人も、世の中には多い。
その人の力じゃ、どう頑張っても希望を得られないという事が
自分自身で分かってる人も、世の中には多い。
そういう人から見れば、自分なんて世間知らずのガキにしか見えないだろう。


色々な物事や真実を目にしても、もっと自信を保てるようになりたい。
「自分は辛い世界とは無関係だ」と思って、見たくないものだけを
切り離して何かを考えるのは、嫌だ。
そういう世界がある事も己の中にもっと受け容れて、
出来る限り、透明なめがねを通して世界を見たい。色眼鏡で世界を見るのは嫌だ。

だが現実の重さに耐えられなくなったら、
きっと自分も、色眼鏡をかけて世界を見るしか無くなるだろう。
そうなると、凝り固まった、硬い、狭い視点でしか物を見られなくなる。
だが色眼鏡をかけないとやってられないのは、そうしないと
精神が崩壊してしまうような人間だから、だ。
その人の力や心の限界ゆえに、本当に仕方がない、どうしようもない事も、
この世界には、溢れてる。
自分も言ってる内に、そういう世界へ足を踏み入れる事になるだろう。


そして、そういう事態に出会って、やっと気付く事が出てくる。
「今まで自分が何もしてこなかった」と思い当たったり、
「頑張ればもっと自分は強くなれたかもしれないのに、
 これまでそうはしなかった」と感じたり。
今になって、自分は何かやってきたのだろうかと、疑問を感じる事が増えてきた。
後悔しないように頑張ってきたつもりでも、今評価してみると
「本当にそれが頑張ったって言えるほどの事なのか?」
と思うような事が、たくさんある。

様々な意味で「強く」なれるのは、主に若い内だけだ。
「苦労は買ってでもしろ」という意味が
大多数の人にとって「本当に分かる」のは、
成長もすでにままならないほど年老いてしまい、
かつ、自分の限界を散々見せつけられてしまっているという、
もうすでに手遅れな状態なんだと思う。
全ての物事をそのままに受け容れるだけの心は、もはや持てず、
心に余裕はなくなり、自分の保身だけでも精一杯になってしまうだろう。
自分もいつか、きっとそうなる。
そうならない保証は、無い。


時代は今も大きく移り変わりつつある。
きっと、それまでの自分の感覚で理解できない事も、増えてくる。
いつ時代に自分がついていけなくなるかは、分からない。

未来への見通しが立たなくなった時、希望はなくなる。
将来がどうにもならないと感じた時、絶望に襲われる。
多少世界がぐらついたとしても、
己の力で未来を作り上げていけるほどの力や心、
死ぬまで希望を抱えて生きていけるような力や心が、欲しい。

そしてそれが欲しいなら、
結局、今できる限り、ただひたすら頑張るしかない。


明日の自分が、今日の自分より強くありますように。

8月4日(月)ウオノメ大作戦

突然ですがどうでもいい話。
昨日は一ヶ月間放置してた左手親指の魚の目(イボ?)の除去を行いました。
検索で見つけたとあるホームページの魚の目の取り方を参考に、
ピンセットで魚の目を絞るような感じでギュウギュウ両脇から押して引っ張って2時間かけて
魚の目の部分の細胞塊だけ引っこ抜きました。当初の出っ張りは1mmぐらいだったのに、
引っこ抜くと抜くと結局長さ4mmぐらいの細胞塊。根が深い……。

魚の目は、なんつーか通常の細胞とは質が違うらしく、
健康な細胞との接点さえ切れればすぐスポッと抜けるようです。
健康部と魚の目部の接点で繋がってた血管を切ったので血は少し出ましたが
ンなモン、手が使いやすくなった事を考えれば誤差の範囲内。

だがなにゆえ手の親指という一番邪魔な部分に生えるのか、この魚の目。
誰か(自分…?)の足とか、知らない内にまずいモンでも触ったのだろうか……うーむむ。



まあ、将来的にも色々便利そうな知識なので日記に残しておきます。